黒田記念館
19日に「黒田記念館」に行きました。
~黒田記念室について~
日本近代洋画の父ともいわれる黒田清輝は、大正13(1924)年に没する際、遺産の一部を美術の奨励事業に役立てるよう遺言しました。これを受けて昭和3(1928)年に竣工したのが黒田記念館です。館内には、遺族の方々から寄贈された遺作を展示して画家を顕彰するために黒田記念室が設けられました。昭和5(1930)年には、同館に美術に関する学術的調査研究と研究資料の収集を目的として、現在の東京文化財研究所の前身である美術研究所が設置されました。この館で永らく業務を続けてまいりましたが、平成12(2000)年、新庁舎が竣工し、現在では当研究所の業務は、この新しい施設で行なわれています。そのため、同記念館を再利用することになり、昭和初期における美術館建築(岡田信一郎設計)として貴重なものであることから、創建当初の姿に復することとし、2階部分を中心とする改修の後、平成13(2001)年9月にリニューアルオープンいたしました。改修にあたっては、同記念室に加えてギャラリーを増床し、これまで以上に充実した内容で作品を鑑賞していただけるようになりました。なお、同記念室では、黒田清輝の油彩画126点、デッサン170点のほか写生帖、書簡などを所蔵しています。また、当研究所のホームページ内の「黒田記念館」では、ウェッブ・ギャラリーと共に黒田清輝に関する研究情報もご覧になれます。(パンフレットより)
~お気に入りの作品~
《ブレハの海岸》
《赤髪の少女》
《編物》
《枯れ野原》
《湖畔》
《智・感・情》
《少女・雪子十一歳》
《寺尾尋博士像》
《花野下絵》
《雲(6枚組)》
《夕の梨畑、夕の原、夕の景》
《鎌倉にて(小壷にて、菜種、初更の田舎)》
※展示されていたものより
東京国立博物館前の信号を渡り、(北斎展のチケット売り場のすんごい列を横目に)博物館側の歩道を立派な黒門を眺めながらノンビリ歩くとそこに黒田記念館はあります。(←美の巨人たちのオープニング風に。ちなみに、公園側の歩道は踏み潰された銀杏で凄いことになっていました・・・)午前中のプーシキン美術館展で混雑にはウンザリしていたので、北斎の電話帳(図録)を持っている人を見かけても北斎展には全く魅力を感じませんでした!(ウソです
)
《湖畔》《赤髪の少女》《編物》といった素晴らしい作品の数々を落ち着いた雰囲気のなかで、ノンビリとゆったりと作品を鑑賞することが出来ます。《智・感・情》はとても綺麗で素晴らしいのですが、何せ等身大の裸の女性です。ジックリと観るのは恥ずかしい・・・いやん (*ノノ*)
歴史ある建物もナイス!!もちろん館内も。ヽ( ̄ ̄∇ ̄ ̄)ノ ランラン♪
そして、何よりの魅力は黒田記念館は入場無料です。これらの素晴らしい作品をタダで観ることが出来ます!!ただし、公開日は木曜日と土曜日の13:00~16:00。パンフレットやHPに記載されているように、現在展示されているものはその所蔵作品数からするとごく僅か。頻繁に展示替があるようなので、何度も足を運びたいですね~。なんといっても無料ですし。また、夜間はライトアップ
されているそうなので、機会があればそちらも見たいです。
美の巨人たち(テレビ東京) 黒田清輝「湖畔」
(http://www.tv-tokyo.co.jp/kyojin/picture/f_050723.htm)
東京文化財研究所(http://www.tobunken.go.jp/index_j.html)
黒田記念館(http://www.tobunken.go.jp/kuroda/index.html)
(ポストカードです。)
この記事へのコメント
すぐに行きました。
智・感・情 がどうしても生で見たかったので・・・
nice!&コメントありがとうございます。
黒田記念館いいですよね~!!
《智・感・情》や《湖畔》といった素晴らしい作品を堪能しましたよ~
しかもタダ!! f^^*) ポリポリ
のんびりと、素晴らしい時間を過ごすことが出来ました。
( ̄ー ̄)v ブイ!
http://blog.goo.ne.jp/ak96/
こちらこそたくさんTBを頂きましてありがとうございます♪
黒田記念館のTB楽しみです!!
コメントありがとうございました。\(^^)/わーい